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原状回復とリフォームの大きな違いとは?場所ごとの費用相場も解説

22.11.28

「原状回復とリフォームの違いは?」
「どれくらい費用がかかるのだろう?」
このような悩みを抱えていませんか?

原状回復とリフォームはどちらも修繕を指す用語ですが、大きな違いがあります。
違いがわからないまま修繕を進めると、後悔するケースもあるでしょう。

そこで本記事では、原状回復とリフォームの違いや費用、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
家の修繕をスムーズに行いたい方は、ぜひご覧ください。

原状回復とリフォームの大きな違いとは?場所ごとの費用相場も解説

原状回復とリフォームの大きな違いとは?わかりやすく解説

原状回復とは、使っている材料とその品質もそのまま入居前の形に戻す方法です。
対してリフォームは材料のみを変更して、生活の質を向上させるように修繕する施策を指します。

原状回復とリフォームの違いを以下の表にまとめました。

  原状回復 リフォーム
工事期間 約1週間 約3週間
目的 入居前に戻す 設備を改善する

以下では、原状回復とリフォームのメリット・デメリットを解説します。

原状回復のメリット・デメリット

原状回復のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

● コストが安い
● 工事期間がかからない
● 修繕箇所が少なくて済む

デメリット

● 修繕に限界がある
● 直した場所が目立つ場合もある

原状回復はコストが安く工事期間も短めですが、修繕箇所が目立ったり状態が回復しなかったりするケースもあります。
上記を踏まえると、原状回復で傷を目立たないように修繕するには限界があるとわかるでしょう。

リフォームのメリット・デメリット

続いて、リフォームのメリット・デメリットを解説します。

メリット

● 材料の品質を上げると生活の質が上昇する
● 部屋の雰囲気を変えられる

デメリット

● 材料にこだわると費用が高い
● 修繕箇所によっては工事期間がかかる

リフォームは部屋の雰囲気を変えたいときに、低価格かつ短期間で修繕できます。
また材料の品質を変えると、より快適な暮らしができるでしょう。
ただし、工事の費用や時間がかかる点は考慮するべきです。

要チェック!原状回復とリフォームに向いている方の特徴

原状回復とリフォームに向いている方の特徴は、以下のとおりです。

原状回復に向いている方

● 早く修理を済ませたい
● 費用をかけたくない

リフォームに向いている方

● 低価格で空き家対策をしたい
● 物件の雰囲気を大切にしている

原状回復は工事期間を短くし、費用もあまりかけずに修繕をしたい方に向いています。
対してリフォームは、少しでも部屋の雰囲気をよく変更し、空室対策をしたい方向けでしょう。

【場所別】原状回復とリフォームそれぞれにかかる費用の相場

原状回復とリフォームは大家が担う方法ありますが、これは失敗するリスクがあります。
そのため、プロに依頼するのが一番安全で安心でしょう。

そこでこちらでは、原状回復とリフォームを依頼する際にかかる費用の相場を、場所別に解説します。

1. フローリング・畳などの床
2. 壁・天井のクロス
3. キッチン・トイレ・お風呂の水回り
4. 室内ドア・窓・網戸

一つずつ見ていきましょう。

1.フローリング・畳などの床

フローリング・畳などの床の修繕にかかる費用の相場は、以下のとおりです。

原状回復

● 傷やへこみの修繕:1万円/1か所
● ワックスがけ:5,000円/坪
● 畳表替え:6,000円/畳

リフォーム

● フローリング張り替え:5万円/坪
● クッションフロア張り替え:3万円/坪
● 畳の交換:3万円/畳

床は傷がつきやすく、リフォーム工事は費用も坪単価になるので高額です。
しかし、床を変更すると部屋の雰囲気を大きく変えられます。
費用と現状の破損具合を考慮しつつ、どちらを選択するか検討しましょう。

2.壁・天井のクロス

壁や天井のクロスを修繕する際にかかる費用は、以下のとおりです。

原状回復

● 汚れの除去:5万/1か所

リフォーム

● クロス張り替え:6,000円/坪
● 穴補修:3万円/坪
● キッチンパネル壁:5万円/1か所

キッチンのような、日常生活で汚れがつきやすいクロスは修繕対象になりやすいです。
家の一部を違う種類のクロスで仕上げると雰囲気を変えられます。
傷に強いクロスや油汚れがつくところは、キッチンパネルを壁に施工するケースもあります。

3.キッチン・トイレ・お風呂の水回り

キッチン・トイレ・お風呂の水回りにかかる修繕費用は以下のとおりです。

原状回復

● 蛇口などの修理:1万円/1か所
● 便座の交換:5万~10万円/1か所
● 浴槽の交換:50万円/1か所
● ボイラーの交換:20万円/1か所

リフォーム

● アパート向けのキッチンに交換:5万~15万円
● システムキッチンに交換:50万円〜
● 便器の交換:10万~30万円
● 洗面台の交換:10万~35万円
● ユニットバスに変更:65万~150万円

キッチン・トイレ・お風呂の水回りは、原状回復・リフォームをしないと生活に支障をきたすケースもあります。
水回りのリフォームは費用が高額なうえに、工事期間が長い傾向です。
しかし、リフォームすると機能性が大きく向上し、入居者の増加につながるでしょう。

4.室内ドア・窓・網戸

室内ドア・窓・網戸の修繕費用は以下のとおりです。

原状回復

● 室内ドア一部リペア塗装:3万5,000円/1か所
● ふすま張替:2,000〜3,000円/面
● 窓ガラスの入れ替え:5万円~
● 網戸の張替:3,000~5,000円/枚

リフォーム

● 室内ドアの交換:5万円/1か所
● ふすまの交換:3万円程度/2枚1組
● クローゼットの扉交換:3万〜10万円
● 窓全体の交換:10万~50万円
● 網戸の本体の交換:5,000円~1万円/枚

室内ドアやふすまは汚れがあったり穴が開いてしまったりと、修繕の対象になりやすいです
塗装や張り替えもありますが、交換が一般的な修繕となっています。
また、窓はガラスの入れ替えが、網戸は網の交換が主流です。

まとめ

本記事では、原状回復とリフォームの大きな違いについて解説しました。
原状回復よりも物件のイメージが変わるリフォームを行うと、入居者アップや空室対策になるでしょう。

どちらの場合でも、施工はプロの業者にお願いすると部屋の物件を綺麗に保て、部屋のイメージが大きく変わります。
ぜひ本記事を参考にして、原状回復またはリフォームを行ってください。