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エアコンを撤去する方法とは?取り外しの手順や注意点も解説します!

22.06.16

「エアコンを買い替える際に古いエアコンを取り外したい」「引越しの時にエアコンも移動させなければならない」など、エアコンの取り外しが必要になる場面があります。
そんな時、自分でエアコンを撤去する方法を知りたいと思いますよね。

この記事では、エアコン撤去(取り外し)の道具や手順を解説します。
やってはいけないエアコンの取り外し方や、エアコン撤去を業者に依頼する方法についても併せて紹介します。

エアコンを撤去する方法とは?取り外しの手順や注意点も解説します!

エアコン撤去に必要な道具とは?

エアコンを撤去する際には、さまざまな道具を使用します。
作業に取り掛かる前に、まずは以下の道具を準備してください。

・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・六角レンチ
・ニッパー
・モンキースパナ(2本)
・カッターナイフ
・軍手
・養生シート(新聞紙や毛布でも可)
・脚立や踏み台
・エアコンキャップ(またはパテ)
・ビニールテープ(絶縁テープ)

どれもホームセンターやネットショップで購入できますので、足りないものは買い揃えましょう。

エアコン撤去(取り外し)の方法と手順

では、実際のエアコン撤去(取り外し)の方法と手順を見ていきましょう。

室内機のある部屋の床を養生する

室内機を取り外す際に、部品や工具を落下させて傷つけてしまう恐れがあります。
排水などで床を濡らさないためにも、撤去前に床を養生しておきます。

室外機の側面カバーを外す

屋外にある室外機の側面カバーのネジをプラスドライバーで外します。
カバーを取り外すと、配管や電線などが見えます。

バルブキャップを外す

六角形のバルブキャップが2つあるので、モンキースパナを使って外します。
すると、バルブが露出します。

エアコンの強制冷房運転を行う

エアコン撤去の際は、室内機や配管内に残る冷媒を室外機に閉じ込める「ポンプダウン」という作業が必要です。
ポンプダウンを行う前に、エアコンの強制冷房運転を行ってください。
強制冷房運転の方法はメーカーによって違うため、取扱説明書を確認しましょう。

送り側(細い配管側)のバルブを閉める

室外機が作動したら、送り側のバルブ(細い配管側)を、六角レンチを使って閉めます。時計回りに動かなくなるまで回してください。
エアコンを2~3分運転し続けると冷媒が室外機に回収されます。

受け側(太い配管側)のバルブを閉める

受け側のバルブ(太い配管側)を同じように閉めます。
エアコンの運転を停止させ、室外機の動きが止まったら、電源プラグをコンセントから抜きます。
感電防止のため必ず行ってください。
先ほど外したバルブキャップを元に戻します。

2本の配管を外す

モンキースパナを使い、細い配管に繋がるナットを回します。
この時、「プシュッ」と短い音が聞こえたらポンプダウンは成功です。
もし、「プシュー」という長い音が聞こえたら、ポンプダウンに失敗しています。
続いて、太い配管も外します。

3本の電源ケーブルを抜く

左から黒、白、赤の3本の電源ケーブルがあるので、取り外してください。
接続部の白いスイッチをドライバーで押しながら下に引き抜きます。
その後、室外機のカバーを元に戻します。

配管とドレンホースを切断する

配管やドレンホースの化粧カバー外す、あるいは化粧テープをカッターナイフで切って取り出します。
配管やドレンホースには室外機側と室内機側の接続部分があるため、室内機側の方をニッパーで切断しましょう。
切断した配管やドレンホースはビニールテープでまとめてください。

エアコン本体と取付金具を取り外す

エアコン本体の左右を手で支え、上に持ち上げるようにして取り外します。
後ろの壁に取付金具(背板)がついているので、ドライバーで外します。

エアコンの壁の穴を埋める

配管が通っていた壁の穴を、エアコンキャップやパテで埋めてください。
これで作業は完了です。

やってはいけないエアコンの取り外し方

自分でエアコンを撤去するのは、方法や手順が分かっていても難しいものです。
取り外しに失敗してしまうと、取付時に余分な費用がかかったりエアコンが故障したりするため、注意が必要です。
ここでは、やってはいけないエアコンの取り外し方の一例を紹介します。

冷媒ガスがきちんと回収できていない

エアコンの冷媒は、冷たい空気や暖かい空気をつくるのに必須です。
ポンプダウンの手順できちんと冷媒ガスが回収されていないと、冷媒不足で正常に作動できないため、エアコン取付時に冷媒を充填しなければなりません。
余分な費用がかかってしまい、取り外しを自分で行っても本末転倒です。

配管の中にゴミが入ってしまう

エアコンから配管を取り外した後、放置しておいてはいけません。
配管の先端からゴミなどが入り、冷媒回路内で詰まりを起こし、エアコンが故障する恐れがあります。
配管の繫目は必ず養生するようにしましょう。

配管が折れている・切れている

冷媒配管が折れている・つぶれている・切れているなどの場合は、交換や修理が必要になるため注意しましょう。
室内機側の配管を繋がったままにしておいたり、取り外す際に室外機の裏側にある銅管(30㎝程度)を切ってしまったりすると、取付時に不具合が生じます。

エアコン撤去を業者に依頼する方法

エアコン撤去に自信がなかったり不安があったりする方は、無理に自分で取り外すのではなく、業者に依頼することをおすすめします。
エアコン撤去にかかる費用相場は、5,000~6,000円が目安です。

エアコン撤去を業者に依頼する方法は簡単です。
「エアコン 撤去 業者」などのワードでインターネット検索してください。
業者のホームページを確認し、電話やメール、問い合わせフォームなどから「エアコンの撤去をお願いしたい」と相談しましょう。
また、お世話になっている工務店などがあれば相談しても良いでしょう。

まとめ

今回は、エアコンの撤去(取り外し)方法をご説明しました。
エアコン撤去は自分で行うことも可能ですが、電源コードを触ったり高所の作業が伴ったりするため、感電や転倒などの事故に繋がることがあります。
心配な方は専門業者に依頼することをおすすめします。

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