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エアコンの取り外しや処分方法について!注意点や費用相場を解説

22.06.17

エアコンの取り外しや処分方法でお困りではありませんか?
エアコンは取り外した後、そのままゴミに出すことはできません。
エアコンの処分については、家電リサイクル法で厳密に定められています。
正しい処分方法を知っておかないとトラブルになる可能性があるため、今一度ご確認ください。

この記事では、エアコンの取り外しや処分にかかわる法律や処分方法、処分時の注意点、回収費用の相場について解説します。

エアコンの取り外しや処分方法について!注意点や費用相場を解説

エアコンの処分にかかわる家電リサイクル法とは?

エアコンの取り外しや処分をする時に知っておきたいのが、「家電リサイクル法」という法律です。

2001年(平成13年)4月1日に施行されたこの法律は、一般家庭から排出される家電製品の有用資源の利用による再商品化や、廃棄物の減量を目的として定められました。

家電リサイクル法では、エアコンやテレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ式)、電気冷蔵庫・電気冷凍庫、電気洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目が対象とされており、消費者は廃棄の際に必要な費用を負担しなければならないとしています。

よって、エアコンの処分時は、家電製品を再商品化するための「リサイクル料」と、業者に回収してもらうための「収集運搬料」と、2つの費用を負担しなければなりません。

出典:環境省「家電リサイクル法の概要」

エアコンの処分方法は3種類ある

エアコンはリサイクル法の対象であるため、粗大ごみに出すことはできません。
違反すると罰則が科せられる可能性がありますので、法律で定められた方法で正しく処分する必要があります。
エアコンを処分する方法は主に3種類あります。ご自身に合った方法でエアコンを処分してください。

家電量販店に処分を依頼する

家電量販店には、「過去に販売した機器」や「買い換えの際に引き取りを求められた機器」を収集する義務があります。
家の近くに家電量販店がある場合は、相談してみるのも良いでしょう。
大手の店の中には、無条件でエアコンの処分を引き受けてくれるところもあります。

エアコンの取り外しと処分の両方を依頼できる店舗もありますが、どの家電量販店でも行っているわけではありません。
また、費用を支払うタイミングは店舗によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

自治体に処分を依頼する

住んでいる地域の自治体に処分を依頼することもできます。
家電量販店に依頼した場合よりも安く処分できるのが最大のメリットです。
ただし、エアコンの取り外しはしてもらえないため、自分で取り外しできない場合は業者に依頼しなければなりません。
所定の手続きを行わなければならないため、少々手間もかかります。

自治体に処分を依頼する手順は以下の通りです。

1. 郵便局で「家電リサイクル券」を購入して必要事項を記入する。
2. 郵便局窓口もしくはゆうちょ銀行にてリサイクル料金を支払う。

引き取りの場合

3. インターネットで各自治体の指定業者を検索し、引き取りの依頼を行う。
4.指定業者がエアコンを引き取りに来る。

持ち込みの場合

3. 近くの指定引取場所を検索し、持ち込み日時を確認する。
4.指定引取場所にエアコンを持ち込む。

エアコンの処分方法は自治体によって異なる場合があります。
詳しい手順はホームページや役所窓口で確認してください。

出典:一般財団法人家電製品協会

不用品回収業者に処分を依頼する

電話やメールフォームから連絡をすれば、すぐに回収してくれるのが不用品回収業者のメリットです。

しかし、家庭用ごみを回収するのに必要な「一般廃棄物収集運搬業の許可」のない業者も多く存在します。
一般廃棄物収集運搬業の許可がある業者、もしくは自治体の委託業者であれば安心です。
不法投棄や高額な処分費の請求などトラブルが起きないよう、業者選びは慎重に行びましょう。

例えば、「壊れたエアコンを買い取る」と謳っている業者は違法な業者の可能性が高いため注意してください。

エアコンの取り外しや処分する時の注意点

エアコンの取り外しは正しい方法で行わないと、感電事故や本体故障の原因になります。
配線やドレンホース、銅管などの適切な処理をしなければなりませんので、ある程度の知識が必須となります。

取り外せたとしても、室外機は重量があるため、持ち運ぶだけでも大変です。
中には50㎏以上のものもあるため、女性や高齢の方、腰痛をお持ちの方が自分で搬出するのは難しいでしょう。
落下などの危険もあるため、取り外しや処分は専門業者に依頼することをおすすめします。

エアコンの処分を依頼する際は、取り外しや運び出しをしてもらえるかどうかも確認しておくと良いです。

エアコンの回収費用の相場はいくら?

エアコンを処分するには、リサイクル料と収集運搬料がかかります。

リサイクル料

エアコンの処分をお願いする場合のリサイクル料は、主要メーカーの場合990円です。

参考:一般財団法人家電製品協会「再商品化等料金一覧」

収集運搬料

家電量販店に依頼する場合、収集運搬料の相場は550~1,650円です。
処分費用は家電量販店や地域、エアコンのメーカー、引き取りの条件によって大きく異なる場合があります。

自治体に依頼する場合、持ち込みであれば収集運搬料は無料です。
引き取りの場合、費用は業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

また、家電量販店に依頼して自宅に回収に来てもらう場合、収集運搬料とは別に訪問回収費(3,000円程度)が発生するため、持ち込みの方が安く処分できます。

不用品回収業者に依頼する場合、業者によって費用が異なるため、直接問い合わせてみましょう。

取り外し料金

エアコンの取り外しと処分の両方を依頼する場合、上記の費用に加えて取り外し料金がかかります。
取り外しにかかる費用相場は4,000~6,000円です。
主要メーカーではないエアコンの「取り外しと引き取り」を依頼する場合、費用が高くなりやすいことを頭に置いておいてください。

まとめ

エアコンの処分は、家電量販店や自治体、不用品回収業者に依頼することができます。
しかし、取り外しと処分を依頼するとなると、一部の家電量販店や不用品回収業者を頼らざるを得ません。
「近くにエアコンの取り外しや処分をお願いできる家電量販店がない」「不用品回収業者の見積りをとったけど費用が高額だった…」など、エアコンの取り外しや処分でお悩みの方は弊社にお任せいただけませんか?

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