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洗面所の床が腐る原因とは?まさかのとき対処法を詳しくチェック!

22.05.23

ある日気がついたら、洗面所の床が腐っていたという経験をお持ちの方も大勢おられることだと思います。
洗面所に限らず、腐った床をそのまま放置しておくと、床の欠落事故や床下浸水などの大事件に発展する可能性を高めてしまいます。

このコラムでは、洗面所の床が腐る原因について解説します。
まさかのときの対処法や、床のリフォームが必要かどうかの目安についても紹介しているので、家の洗面所の床の状態が気になる方は、ぜひご覧ください。

洗面所の床が腐る原因とは?まさかのとき対処法を詳しくチェック!

洗面所の床が腐る3つの原因

以下に、洗面所の床が腐る主な原因を3つ紹介しているので、参考にしてください。

1.床への水こぼし

洗面所の床は、毎日家族が顔を洗ったりは磨いたりする場所なので、床への水こぼしが発生する可能性が非常に高いです。
また、ほとんどのご家庭では洗面所とお風呂が一体となっているため、お風呂から上がるとどうしても床に大量の水をこぼすことになってしまいます。

防水機能の高いフロア材や床全体にマットでも敷いていれば、床への浸水を予防することもできますが、それでも完璧な対策ではありません。

良かれと思って水こぼし防止のためにバスマットを敷いたままにしている方も多いようですが、湿気を含んだバスマットを放置してしまうと、床全体の腐食に発展してしまうこともあります。

2.湿気

気をつけて洗面所の床に水をこぼさないようにしても、お風呂場一体の洗面所には湿気が多いため、どうしても床が腐りやすい環境にあります。
キッチンでも水を大量に使用しますが、空間的にも狭い洗面所が、家の中で最も湿気を溜めやすく、床が腐りやすい場所なのです。

そのため、洗面所では湿気を溜めない工夫が必要で、できるだけドアを開放しておくとか、換気扇をこまめに起動させることを心掛けましょう。
床を腐らせないためには、床下調湿剤を利用することもおすすめです。

3.配管の水漏れ

お風呂場一体型の洗面所の床下には、水を使用するための配管が多く通っていて、給湯器などの機器も揃っています。
そのため、配管などの水漏れの可能性も必然的に高くなります。

洗面所の床が腐ったときの対処法

洗面所の床が腐ったら、そのまま放置しておかないで早めにリフォームで対応しましょう。
リフォームと言っても床全体を張り替える必要はなく、腐った場所の補修だけで十分です。
もちろん、お金に余裕がある場合や、気分転換したいなら、全面リフォームをしても構いません。

床が腐食したら、目に見える部分だけでなく、その土台となる床下の状態も点検しなくてはいけません。
床が腐食しているということは、その下の土台も腐っている可能性が高いです。

木造住宅だと、床下は根太や大引などと呼ばれる木材で構成されているので、基礎部分も含めて丁寧に状態を確認する必要があります。
床の張り替えはDIYでも可能ですが、下地材や基礎部分の補修作業を行うにはそれなりの知識と技術が必要となるため、よほどの自信がない限りは専門業者に任せましょう。

洗面所の床のリフォーム費用相場

洗面所の床のリフォームにかかる費用は、腐食の状態によって大きく異なります。
下地材や基礎に問題がないなら、腐った床を部分的に交換するだけで良いため、専門業者に依頼しても費用はそれほどかかりません。

ただし、それは床材の在庫がある場合で、築年数が経っていればいるほどその可能性は低くなります。
洗面所の床が腐った場合のリフォームは、床全体の張り替えをするケースが多く、リフォーム相場は3~8万円程度となっています。

下地材や基礎部分に問題がある場合は、10万円を超えてくるケースも珍しくありません。
それに、記載した費用相場はあくまでも一般的な洗面所の広さの場合です。
洗面所には木材のフロー林材よりも防水機能が高いクッションフロアを用いることがおすすめで、その方が材料費も施工の手間も抑えられることになります。

一般的な洗面所には木製のフロア材かクッションフロアが使用されていますが、中には磁器タイルやコルクタイルなどを選択する方もいて、その場合はリフォーム費用が高額になります。
その理由は、そもそも材料費が高いからで、施工にも手間がかかるからです。

洗面所の床のリフォームが必要かどうかの目安

完全に洗面所の床が腐っていなくても、床の踏み心地がいつもと違うと感じたら、目に見えなくても腐食している可能性が高いです。
床の一部がやわらかくなっていたり、床にカビが発生していたり、床がぶよぶよしているなら、腐食を疑い専門業者を呼んで診てもらいましょう。

そもそも、フロア材の種類に限らず、洗面所の床には寿命があり、張り替え時期は木製フロア材の場合は約10~約15年、クッションフロアは約10年となっています。
そのため、築年数が10年経過しているなら、そろそろ床を張り替えた方が良いと考え、床の欠落や床下浸水する前に早めの対策をとることをおすすめします。