お役立ちコラム|東京・埼玉でオフィス専門の現状回復業者をお探しなら現状回復施工プロ

03-6784-0478

column
お役立ちコラム

床生活のデメリットとは? シンプルな床座暮らしを快適にする解決策

23.11.30

昔から床に座る生活をしていた日本人にとって、馴染みやすいロースタイルインテリア。
最近ではシンプルでおしゃれなロースタイル家具も増えてきており、低く暮らす床生活を取り入れている方も少なくありません。

しかし、床生活にはデメリットも多くあります。
今回の記事では、床生活のデメリットを考え、床暮らしを快適にする解決策を紹介します。

床生活のデメリットとは? シンプルな床座暮らしを快適にする解決策

意外に多い床生活のデメリット

床生活とは、ソファや椅子などの家具を置かずに、床に座って食事をしたりくつろいだりする生活スタイルのことです。
大きな家具による圧迫感が少なく、座った時の目線が低くなるため、お部屋が広く感じられるのが特徴です。
最近では家具を多く置かないシンプルさや、子供との生活のしやすさを考慮して、床生活を選択する家庭が増えてきています。

メリットが大きく取りざたされることの多い床生活ですが、床生活にはデメリットも多く、床生活を選択したことを後悔したという声も少なからずあります。

床生活のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

寒さを感じやすい

暖かい空気は下から上へ循環するため、部屋の中では床近くが最も寒さを感じやすくなります。
床生活では夏は涼しく快適に過ごせる反面、足元の冷え込みやすい冬場は寒さが気になる方が多いようです。
ラグや座布団を敷いていても床からの冷気が伝わりやすく、椅子座生活よりも寒さは断然感じやすくなります。

姿勢が悪くなる

床生活では椅子やソファに座る時と比べると、どうしても姿勢が悪くなってしまいがちです。
背もたれがないまま長時間座っていると腰が丸まって猫背になりやすく、姿勢の悪さが常習化すると腰痛を引き起こす原因にもなります。

ホコリの影響を受けやすい

ホコリは上から下へと落ちていくため、室内のホコリ総量の約半分は床面に溜ると言われています。
また、床面から30cmまでのゾーンは部屋の中で最も空気が汚れやすく、ハウスダストゾーンとも呼ばれています。
アレルギーや喘息のある方の場合、床生活だとより多くのホコリを吸い込んでしまうことになるため、健康への影響も懸念されます。

だらけてしまいやすい

床に座った状態から立ち上がるのは、椅子から立ち上がるのに比べると大変です。
床生活で一度座ってしまったら、立ったり座ったりするのが億劫になり、用事を後回しにしてしまうことも。

また、床に座っていると無意識のうちに寝転がってしまうという方も多く、椅子生活に比べるとだらけた生活を送りやすいです。

床生活を快適にする解決策

床生活のデメリットを紹介しましたが、快適な床生活を送るためにはどのような工夫をしたら良いのでしょうか?
ここからは、デメリットを克服して床生活を快適にする解決策を紹介します。

寒さ対策をする

床生活のデメリットである寒さ対策としては、床暖房の導入がおすすめです。
床暖房なら足元がポカポカで、冬でも暖かく快適に過ごせます。
床暖房の導入が難しい場合でも、ホットカーペットや、ウールや起毛素材のラグを敷くことで、寒さを緩和できます。

座椅子やローソファーを取り入れる

座布団のみなど背もたれがない状態で長時間座っていると、猫背になったり楽な体勢を取ろうと寝転がってしまったりと、姿勢が悪くなってしまいます。
背もたれのある座椅子やローソファーを取り入れることで、背中をしっかりとサポートでき着座姿勢を改善できます。

ハウスダスト対策をする

床面から30cmのゾーンは部屋の中でも最もハウスダストが多く存在します。
床生活では毎日小まめに掃除をしたり、絨毯やカーテンなどの布製アイテムを減らしたり、空気清浄機を使用したりなど、ハウスダストを軽減する対策を取りましょう。

小まめに動く努力をする

床生活では一度座ると立ち上がるのが面倒に感じられて、ついついだらけてしまうという方は多いです。
特に冬場は、ホットカーペットやこたつで快適に過ごしていると、なかなか起き上がれなくなってしまいます。
手の届く位置に物を置かない、家事や用事を後回しにしない、床に寝っ転がらないなど、少し自分に対して厳しくなることで、だらけず美しい床生活が可能になります。

まとめ

家具を減らしてシンプルに暮らせる床生活ですが、健康面や生活面でのデメリットは少なからずあります。
床生活を選択して後悔しないためにも、床生活のデメリットを把握しておくことが大切です。
「それでも床生活を選びたい!」
という方は、デメリットを克服できる解決策を取り入れて、快適な床生活が送れるようにしましょう。