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壁紙の上から塗れるペンキは便利なの?7つのデメリットを紹介

23.03.30

壁紙の汚れや傷みが気になる方の中には、費用を抑えるために、ご自身で張り替えや塗り替えを検討する方もいるでしょう。
壁紙の上から塗れるペンキも販売されているため、DIYに挑戦したい方もいるはずです。
しかし、壁紙の上からペンキを塗るデメリットがあるのをご存知でしょうか?

この記事ではどのようなデメリットがあるか、詳しく解説します。
デメリットを把握した上で、対応を検討しましょう。

壁紙の上から塗れるペンキは便利なの?7つのデメリットを紹介

壁紙の上から塗れるペンキの7つのデメリット

壁紙の上からペンキを塗る方法は費用を抑えられ、メリットが多く見えますが、7つのデメリットもあります。

・壁紙が剥がせなくなる
・メンテナンスに費用がかかる可能性がある
・壁紙の劣化が防げない
・壁紙が膨らむ可能性がある
・壁紙が剥がれる可能性がある
・塗料が乾燥するまでに時間がかかる
・臭いがきつい

それぞれ具体的に解説します。

①壁紙が剥がせなくなる

基本的に壁紙は劣化するものと考えられており、張り替えを前提とした製品です。
しかし、一度壁紙の上から塗装をすると、ペンキが染みこんで簡単には剥がせなくなってしまいます。
そのため、一度塗装をすると、次のメンテナンスも塗装になるケースが多いのです。

壁紙に戻せないわけではありませんが、DIYで対応するのは難しいと考えてください。
うまく塗装できず壁紙の膨れなどで見栄えが悪くなった場合も、壁紙を剥がして対応するのは難しいでしょう。

②メンテナンスに費用がかかる可能性がある

塗装された壁紙を剥がす場合、一般的な張り替えより手間がかかるため費用が高くなります。
また、ペンキによって下地が傷んでいれば、下地から交換する必要もあるでしょう。

いずれ壁紙に戻したいといった希望がある場合、張り替え費用が高くなる点も考慮して、塗装の検討をせねばならないのです。

③壁紙の劣化が防げない

ペンキを塗れば見た目は綺麗になりますが、壁紙の劣化自体は防げません。
塗装したために、壁紙の耐用年数が短くなる可能性もあります。
壁紙は劣化が進むと縮んだり剥がれたりするので、塗装の状態にも影響しがちです。

壁紙の状態を確認し、すでに破れたり剥がれたりしている場合は劣化が考えられます。
そのまま上から塗装するとトラブルにつながりますので、ペンキを塗るのは考え直した方が無難でしょう。

④壁紙が膨らむ可能性がある

壁紙の上からペンキを塗ると、塗料の水分や重さで壁紙が膨らんでくるケースもあります。
特に古い建物は、経年劣化によって壁紙が剥がれやすい傾向にあります。
その上に塗装すると、壁紙が浮いて膨らみが生じるため危険です。

気づかないほど小さな膨らみならよいのですが、徐々に目立ってくるケースも少なくないため警戒が必要でしょう。

⑤壁紙が剥がれる可能性がある

ペンキの乾燥とともに、壁紙が引きつれて剥がれてくるケースもあります。
壁紙は経年劣化で粘着力が弱くなると、自然に浮いたり剥がれたりすることも少なくありません。
そこにペンキの乾燥が加わると、粘着力の弱いところから剥がれてしまいます。

塗装され、縮みも生じた壁紙は、DIYで元に戻すのはほぼ不可能といってもいいでしょう。
乾燥が不十分なまま重ね塗りをして、ひび割れにつながるケースもあるため気をつけてください。

⑥塗料が乾燥するまでに時間がかかる

使用する塗料によって差はあるものの、基本的にペンキは乾くのに時間がかかると考えましょう。
完全に乾くまで、その部屋は使用できないと考えた方が無難です。

また、ペンキは重ね塗りが必要になる商品が多く、3~4回必要になるケースもあります。
重ね塗りをすれば、それだけ乾くまでの時間も長くなるでしょう。

「重ね塗りをしている途中でペンキが足りなくなった、ペンキの在庫がなくて色を変えざるを得なかった……」
そんな体験談も見られます。
ペンキを塗る時間だけでなく、乾くまでにかかる時間も考慮しましょう。

⑦臭いがきつい

臭いを軽減している商品を選んでも、全く臭いがしないわけではありません。
独特の臭いは覚悟しておいた方がよいでしょう。
DIYで塗装に挑戦し、臭いがきつくて後悔した、といった体験談は少なくありません。

ペンキの成分的にも、塗装をするならしっかりと換気をする必要があるのです。

壁紙の上から塗れるペンキのメリット

壁紙の上からペンキを塗るデメリットをご紹介しましたが、もちろんメリットもあります。
主なメリットは、以下の4つです。

・剥がした壁紙がゴミにならない
・壁紙を剥がした下地の処理が不要
・自分の好みの色を選べる
・ペンキならではの質感、素材感を選べる

建て替えやリノベーションを予定しているなど、壁紙や建物の条件によっては、デメリットが問題にならない場合もあるでしょう。
メリットとデメリットを両方理解し、条件に合わせて検討を重ねてください。

壁紙の上から塗れるペンキ|デメリットを避けるならプロを頼ろう

「壁紙の上からペンキを塗るデメリットが気になる」と心配な方は、プロに壁紙の張り替えを依頼する方法もあります。
DIYを選ぶ方の中には、プロに依頼すると費用が高くなると考える方も少なくありません。

しかし、DIYで失敗すればかえって割高になる可能性もゼロではないでしょう。
見積りを無料で依頼できる業者を選んで、実際にどれくらいの料金がかかるか確認したうえで検討をしてください。

業者によって費用が変わるため、複数の業者から見積りをとり、料金や工程を比較するのもおすすめです。
実績や口コミも確認すると、信頼できる業者を選べるでしょう。

まとめ

DIYで壁紙を塗装すると素人の技術では失敗する可能性もあり、かえって費用が高くつく諸刃の剣といえます。
ご自分でペンキを塗るメリットとデメリット、業者に張り替えを依頼する際の費用を知ったうえで対応を検討しましょう。

「原状回復施工プロ」は見積りが無料のため、壁紙の張り替えで悩んでいる方はお気軽にご連絡ください。
電話のほか、メールでのお問い合わせも可能です。