22.09.29
部屋をリフォームしたいのであれば、床は部屋全体の雰囲気を決めるのに重要な部分です。
それだけではなく、床はカーペットやラグを敷くだけで簡単なリファームができるため、気軽にできます。
そんな中、タイルカーペットと言われるものがあるのは知っているでしょうか?
百貨店などの床に使用されている場合も多いです。
タイルカーペットは、家具店などカーペットが販売されている場所で購入できます。
本記事では、施工費はどれくらいかかるのか、メリット・デメリットも併せて紹介します。
タイルカーペットを使用したいと思っている方は必見です。
タイルカーペットとは、40〜50cmの正方形の形をしたカーペットです。
1つだけではかなり小さいものの、何枚も組み合わせ敷き詰めることで模様などを表現できます。
裏面は塩ビなどで滑り止めとなり、カーペット部分はポリプロピレンやナイロンなどでできています。
もともとはオフィスや百貨店の床にのみ、使用されていたが最近は家具店などで気軽に購入できるようになってきました。
敷き詰めるだけで、気軽にリフォームが可能なため人気となっています。
リフォームするときには主に3箇所で費用がかかります。
● 1枚あたりの費用
● 張替えを行うため費用
● 既存の床材の撤去費用
それぞれ、どれくらいかかるのか、くわしく紹介していきましょう。
タイルカーペットは40~50cmの大きさであり、1枚あたりは200~500円程度で販売されています。
しかし、タイルカーペットは部屋中に敷き詰めるため10数枚を使うのが前提のため、販売も10枚ずつ販売されている場合が多いです。
そのため、実際には2,000〜5,000円程度かかります。
また、何枚くらい必要なのかは、部屋の大きさによって変動するため、あらかじめ部屋の大きさを測ってから購入するようにしてください。
張替え費用は部屋の大きさや業者によって変動します。
業者に施工をお願いする場合は必ず複数の業者で見積もりを出してもらうようにしてください。
目安としては3〜4万円程度です。
ただし、タイルカーペットを敷きたい場所に家具などがおいてあれば、当然移動する必要があります。
業者に家具を移動してもらえますが、その分追加費用がかかる場合があります。
できるだけ、張替え費用を抑えたいのであれば、施工を行う部屋の家具をあらかじめどかしておくようにしましょう。
こちらは必ずしも必要な費用ではありません。
前の床材が畳や絨毯など、撤去が必要なものだった場合はこちらの費用がかかります。
施工を依頼する業者に撤去を依頼しても、自分で廃棄施設へ持ち込んでもどちらでもいいでしょう。
しかし、どちらにしろ一定の費用はかかります。
目安としては1万円前後である場合が多いです。
特に畳などは枚数もあり重量もあるため、自分で処分するよりも業者に依頼する方がいいでしょう。
最近人気なタイルカーペットにはどんなメリットやデメリットがあるのか紹介していきます。
床をリフォームを行う際には必ずメリットとデメリットの両方を知ったうえで検討するようにしてください。
主なメリットは以下の7つがあります。
● 軽く敷くだけなので施工が簡単
● さまざまな色を組み合わせて自由なデザインが可能
● 汚れでも一枚だけ取替が可能
● フローリングを傷から守れる
● 部屋の一部だけに敷くことも可能
● クッション性が高いものがある
● 防音効果が期待できる
以前は、硬めの素材しか販売されていませんでした。
しかし、最近では毛の長いものや柔らかい素材の物も販売されるようになりました。
また、裏側がゴム製など滑り止め効果のあるものを選べば、接着剤なども必要無く床に敷くだけでリフォームが可能です。
それだけではなく、タイルカーペット自体は正方形で販売されていますが、カッターナイフや大きいハサミであればカットができます。
三角などに切れば、可能なデザイン性がより広がります。
いい点が多い、タイルカーペットですが、もちろんデメリットもあります。
主に4つのデメリットがあります。
● 毛が短いものを選ぶと硬く感じる場合がある
● 部屋の一部に敷く場合はずれるかもしれない
● 通気性が悪くカビが発生する可能性がある
● 色あせしやすい
部屋の一部だけの敷いた場合、床の上においているだけのタイルカーペットはバラバラにずれてしまいます。
部屋一面に敷き詰めるとこのデメリットは解消されます。
一部だけ敷きたいのであれば、タイルカーペットではなく絨毯やラグなどを選ぶか、つなぎ目を接着剤で止めるようなどの工夫が必要です。
以前はオフィスや百貨店の床にのみ多く使用されていたタイルカーペットですが、最近は自宅にでも使えるように家具屋などで販売されています。
一枚あたりの金額は200~500円と、手軽な金額ですが多くの場合は部屋一面に敷く場合が多いため10枚ごとでしか販売されていない場合も多いです。
メリットも多いですが、取り入れる際には必ずデメリットも理解したうえでリフォームを行ってください。