25.08.11
「気がついたらホコリだらけ…」「掃除したいけど面倒そう」
ブラインド掃除は、ついつい後回しにしがちです。
しかし、正しい方法を知れば意外と簡単でスッキリきれいに!
本記事では、ブラインドの取り外しから掃除・再設置までの手順を、初心者
でもできるように解説します。
清潔で快適な空間を手に入れる第一歩、ここから始めてみましょう。
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ブラインドの掃除は、しっかりとした取り外し方を知っていれば初心者でも安心して実践できます。
取り外すことで1枚1枚のスラットや機構部分まで丁寧に掃除できるため、部屋全体が清潔な印象になります。
この記事では、取り外しに必要な事前準備や構造の理解、タイプ別の注意点、初心者でも失敗しにくいコツなど、ブラインド掃除をスムーズに行うための方法をご紹介します。
手順を守れば、安全かつ効率的に作業を進められるので、ぜひ参考にしてください。
まずは、ブラインド掃除を始める前に必要な道具を揃えましょう。
準備しておくと便利なのは、マイクロファイバークロス、ブラシ(または歯ブラシ)、バケツ、台所用中性洗剤、ゴム手袋、新聞紙、脚立(ブラインドが高い位置にある場合)、ドライバーやコイン(取り外し金具に必要)、バケツやタオル(床や周囲の保護用)などです。
また、掃除用スプレーや使い捨ての手袋があると、作業がより衛生的になります。
準備万端にしておくことで取り外しから掃除、取り付けまでがスムーズに進みます。
ブラインドは一見シンプルに見えますが、スラット(羽根)、ヘッドボックス(上部のケース)、コードやワンショルダー(昇降・調整用)、取付け金具など、いくつかのパーツに分かれています。
ブラインドタイプによって構造が異なる場合もあるため、設置されているブラインドの型やメーカーをあらかじめ確認しておくと安心です。
取り外す際は、ヘッドボックスがどのように金具に固定されているか、コードの処理方法などを事前に理解しておくことで、スムーズかつ安全に作業できます。
事前知識をもって、無理な力をかけないよう注意しましょう。
ブラインドには「横型」「縦型」「ウッドブラインド」などいくつかのタイプがあり、取り外し方に少しずつ違いがあります。
横型ブラインドは、ヘッドボックス両端のツメやロックを外して外すのが一般的です。
縦型ブラインドは、ランナーごとスラットを上方向にスライドさせて外します。
ウッドブラインドはやや重量があるため、必ず両手で支えながら金具から外しましょう。
メーカーによっては専用の取り外しレバーがある場合もあるため、説明書や型番を確認してから、作業を始めるのが安全です。
それぞれの違いを理解して慎重に取り外しましょう。
ブラインドを取り外す手順は、基本的に「全てのスラットを閉じ、ブラインドを上げる」「ヘッドボックスのカバーまたは金具を確認する」「固定用の爪やレバー、ビスを慎重に外す」「ヘッドボックス全体を持って下方向または前方向へ引き外す」となります。
取り外した際にスラットやコードが絡まらないよう注意し、分解した金具やネジは紛失しないよう小袋などでまとめておくとよいでしょう。
作業中は無理に力を加えず、困った場合は一度手を止めて構造や説明書を見直すのがポイントです。
初心者が自力でブラインドを取り外す際のコツは、写真を撮りながら分解することです。
どの金具がどこについていたか、元に戻すときも迷いません。
また、ブラインドの枠や壁、床を傷つけないように、新聞紙やタオルを敷いて作業しましょう。
ネジや小さいパーツの紛失防止には、マスキングテープで金具ごとまとめて貼っておく方法も便利です。
手が滑りやすい場合はゴム手袋をつけることでしっかり力を入れられます。
万が一どうしても外れないときは、無理せず工具を変えてみるか、公式の説明書やメーカーサポートを利用しましょう。
ブラインドの本体だけでなく、取り外したヘッドボックスの内部や金具、窓枠部分も忘れずに掃除しましょう。
ヘッドボックス内部にはホコリや虫の死骸が溜まりやすく、金具やランナー部のメカ部分も汚れが溜まりやすいです。
また、壁面や窓枠との接地部分も雑巾やブラシで拭き取ると、ブラインド全体が新品のような見違える仕上がりになります。
こうした見えない部分の掃除も忘れずに行うことで、衛生的で快適な空間を保てます。
ブラインドを美しく保つには、定期的な掃除サイクルを作ることが大切です。
ホコリや汚れがつきやすいので、月に1回は軽くブラッシングまたはハンドモップで拭き掃除をし、半年から1年を目安に、本格的な取り外し掃除を行うのが理想的です。
キッチンやリビングなど特に汚れやすい場所は、時期を決めて集中的にメンテナンスしましょう。
こまめな手入れがブラインドの劣化防止・長持ちにつながります。
掃除が終わったら、ブラインドを正しい手順で元に戻すことが大切です。
まずは金具やネジが汚れていないか確認し、必要なら拭き取ってから元の位置に取り付けます。
ヘッドボックスのはめ込みやスラットやランナーの組み立ては、取り外し時に撮影した写真を参考にしましょう。
また、コードや羽根の歪みがないかチェックし、スムーズに動くことを確認してから仕上げてください。
仕上げに軽くブラインドを操作し、正常に動作すれば完了です。
取り外しや掃除に自信がない場合や、大型・特殊なブラインドの場合は専門業者に依頼するのも一つの方法です。
その際は、事前に見積もりを取り、作業内容や料金体系をしっかり確認しましょう。
また、追加費用の有無、破損時の補償、作業時間の目安なども事前に説明を受けておくとトラブルを防げます。
業者に任せる場合でも、ブラインドの型番や購入時の情報、既存の状態など伝えておくとスムーズです。
自身に合った方法で、安心して清掃を進めましょう。
ブラインドの掃除は、取り外し方や手順を正しく知ることで誰でも効率的に行うことができます。
準備や構造の理解、タイプごとの違いを事前に把握し、必要な道具を揃えておくことが失敗しないポイントです。
こまめな掃除と、定期的なメンテナンスサイクルを心がけることで、常に清潔で快適な住空間を保つことができます。
無理せず自分のペースでコツコツ清掃していきましょう。