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フローリングの耐用年数はどれくらい?メリット・デメリットも確認を

21.09.14

最近の建築物の床はフローリングが主流になっています。
そのため「どれくらいのタイミングでリフォームすべきなのか」「今後、畳からフローリングにリフォームしたいけど、耐用性はどうなのか」など、耐用年数が気になることもあると思います。

ここでは、フローリング床の特徴や耐用年数、メリットやデメリットを紹介するので参考にしてください。

フローリングの耐用年数はどれくらい?メリット・デメリットも確認を

フローリング床の種類と特徴

フローリングと言っても、無垢材や複合材(合板)、カラーフロアなどいろいろな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、主流となる無垢フローリングと複合フローリングの特徴を紹介するので、チェックしておきましょう。

無垢フローリング

無垢フローリングは、他の木材がいっさい入っていない、天然の丸太から板を切り出して作られている床材です。
天然木を使用するため、質感や肌触りが良く、自然の風合いを楽しめるのが特徴です。

天然木は、空気中の水分を吸収してくれる性質を持っています。
室内の湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いと水分を放出するので、湿度が高い梅雨時や夏には部屋の空気をカラッとしてくれます。
逆に、湿度が低い秋や冬には、水分を放出することで部屋を保湿してくれるので、1年を通して快適な湿度に整えてくれるというのも無垢フローリングの特徴です。

複合(合板)フローリング

複合(合板)フローリングは、薄い板と複数枚重ねて作られている床材で、基材の表面に化粧材を張ることで柄や色味が揃えられているという特徴があります。
表面に加工が施されているので、無垢フローリングよりも耐久性に優れていて、傷や衝撃に強いというのも特徴です。

人工的に作られるため、品質が統一されているのはもちろん、商品によっては防音機能があったり滑りにくい仕様に加工されていたり、高い機能性を兼ね備えているのもあります。
値段も無垢フローリングより安いので、リフォームで使いやすいフローリングと言えるでしょう。

フローリング床の耐用年数について

フローリング床の耐用年数は、平均で10~15年程度と言われています。
法定耐用年数の規定はありませんが、一般的に10年以上使用しているフローリング床は色褪せや傷などが目立ってくるため、10年~15年が張替えもしくはメンテナンスの目安とされています。

無垢フローリングは、定期的にメンテナンスをして正しく掃除をしていれば、30年以上持つと言われているものの、お手入れが大変です。
そのため、しっかりメンテナンスができないと、複合(合板)フローリングと同程度の耐用年数になってしまうことが多いようです。

耐用年数の目安ですが、「その年数に合わせて張替えをしなければならない」というものではありません。
耐用年数だけでなく床の状況をチェックすることが重要です。
目立った汚れや傷があったり、色褪せが進行したりしていればそろそろ張替えを検討した方が良いでしょう。
ただし、床鳴りやフローリングの反りがある場合は、床板が変形していたり下地自体が傷んだりしている可能性があるので、早めに張替えをすることをおすすめします。

フローリング床のメリット

フローリング床には「ダニなどが発生しにくい」「掃除がしやすい」などのメリットがあります。
耐用年数も長いので、カーペットや畳を使用されている方はフローリングにする価値があるでしょう。

ダニが発生しにくい

ダニは、布団だけでなくカーペットや畳にも発生します。
カーペットや畳は細かい隙間がたくさんあるので、それだけでもダニが住みやすい環境になってしまうのです。
さらに部屋の状況によっては高温多湿になりやすいため、ダニの繁殖力が高くなります。
フローリングにはダニの隠れ場所がなく、また常に湿度が低い状態なのでダニの大量発生を防ぐことが可能です。

カーペットよりもお掃除が楽になる

カーペットなどは、飲み物などをこぼすとシミになってしまいますが、フローリングは拭き取るだけで綺麗にできます。
髪の毛やホコリが落ちていても掃除機をかける必要はなく、ほうきやフローリングシートで掃除ができるので、清潔な状態を保ちやすいのもメリットです。

フローリング床のデメリット

木製のフローリング床は、水への耐性が弱かったり、足元が冷えやすかったりするデメリットがあります。
ちょっとした工夫で回避できるデメリットですが、念のためチェックしておきましょう。

水への耐性が弱い

無垢フローリングなど表面加工がされていない木製のフローリングは、水への耐性が弱いです。
水によって床が膨張したり変色したりするリスクがあるので、水をこぼしたらすぐに拭き取って、乾拭きする必要があります。

足元が冷えやすくなる

複合(合板)フローリングは化粧材が張られているため、夏は冷たいのですが、冬は足元が冷えるのがデメリットです。
ただし、厚みのあるスリッパを履く、厚手の靴下を履くなどの工夫をすれば冷えを解消できます。

フローリング床でお部屋のイメージを一新!

フローリング床にはメリットもデメリットもありますが、デメリットは工夫次第で回避できるので、メリットの方が大きいと言えるでしょう。
床は壁の次に広い面積を取っているので、フローリング床を変えるだけでお部屋のイメージも一新でき、新築に住んでいるような気分になれます。

掃除も楽なので、カーペットや絨毯を利用していた方はよりメリットを感じられるでしょう。
フローリング床にすれば暮らしも快適になるので、床・フローリングのリフォームを検討されている方はぜひ弊社にご相談ください。